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板谷は山が迫る山間の集落である。
民宿や商店と数軒の民家があるだけの駅前。
それでも隣の赤岩駅や峠駅よりずっと「都会」である。
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スイッチバックの線路を雪から守る大きな建物を抜けると、現在の板谷駅が見えてくる。
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板谷駅のホームはスイッチバック時代の雪除けの建物の中にある。
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しばらくすると一日6往復しかこない普通列車が来た。
乗降客は1人だけだった。
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程なく山形新幹線つばさが来た。もちろん通過。
つばさは1時間に1往復走っている。
停車する電車より通過する電車の方が多いのである。
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これでも新幹線も走る線路。
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