陸上自衛隊武器学校

2004/11/06

陸上自衛隊武器学校は霞ヶ浦に面した茨城県稲敷郡阿見町にある。
ここはかつて旧帝国海軍の予科練があった場所で、現在は兵器の整備を学ぶ陸上自衛隊の学校になっている。
旧軍時代から現在までの戦車や銃、大砲が置いてあり、年中無休で見学が可能となっている。

武器学校入り口。奥に霞ヶ浦が見える。
意外と見学者が多い。
入ると番兵に止められ受付に行くように促される。
受付で氏名住所などを書き、バッジを渡される。
バッジは帰る時に受付に返す。

 武器学校に初めて来る場合、受付の前にある案内図で見学できる場所の説明を受ける。

 左から82mm迫撃砲(ソ連)、155mm迫撃砲(日本)。

 左から三式中戦車、八九式中戦車。 両方とも第二次世界大戦時の日本の戦車。 八九式中戦車の前面の機関銃が出る穴らしき所から内部を撮影してみた。 写真

 左からM27型105mm無反動砲(アメリカ)、120mm迫撃砲(ソ連)。 無反動砲の前に置いてあるのは何なのだろう。 飛行機に搭載する爆弾にも見える。

 手前から5吋多連装ロケット(アメリカ)、45o対戦車砲・短(ソ連)、45o対戦車砲(ソ連)、M1942型76o野砲(ソ連)、35o高射砲(日本)。 ここまでおそらく第2次世界大戦時の兵器。

 右の木造建築物は予科練医務科跡。 その裏庭に大砲が「放置」されている。日本で大砲が無造作に転がってるのはここだけかも。

 展示はここから自衛隊の兵器になる。 左から99式自走155mmりゅう弾砲(試作)、96式装輪装甲車。 どちらも最新兵器。特に96式装輪装甲車はイラク派遣で有名。

 203mmりゅう弾砲。 最大射程は16700m。 現在では退役。

 90式戦車回収車。 動かなくなった戦車を牽引する車。マニア受けしそう

 60式自走106o無反動砲。 全高1.38mしかない。中の人は大変だろう。

 90式戦車。 日本が世界に誇る最新型戦車。1両9億円もする。

 74式戦車。 61式戦車の後継。数の上では陸上自衛隊の主力戦車。

 61式戦車。 戦後初の国産戦車。現在ではすべて退役。

 73式牽引車。 自力では動けない大砲などを引っ張る。 現在では退役。

 87式砲側弾薬車。 大砲の弾薬を積む。

 82式指揮通信車(試作)。 愛称はコマンダー。

 75式自走155mmりゅう弾砲。 射程は19000m。

 75式130mm自走多連装ロケット発射機。 ロケット弾を30連装できる。

 74式自走105mmりゅう弾砲。 20台生産して打ち切られたらしい。

 73式装甲車。 装甲兵員輸送車で、12人乗れる。

 60式自走81mm迫撃砲。 最前線の歩兵に支援射撃する。

 ここからアメリカのが続く。 40mm自走高射機関砲M42(アメリカ)。 現在では退役。

 LVT(A)5装軌式水陸両用車(アメリカ)。 陸上では32km/h、水上では12km/hで走る。

 M36戦車駆逐車(アメリカ)。 ドイツ軍戦車撃破のために、第2次世界大戦時に開発。

 M4A3E8中戦車(アメリカ)。 第2次世界大戦時に生産。戦後自衛隊にも配備される。

 M24軽戦車(アメリカ)。 第2次世界大戦時に開発。戦後自衛隊に配備され1970年代末まで現役だった。

 ここから航空機。 V-107A(しらさぎ)。 大型輸送ヘリコプター。2001年度ですべて退役。

 UH-1B多用途ヘリコプター。 すべて退役。

 ノースアメリカンT-6テキサン(アメリカ) 日本機として映画でも登場した海軍機塗装。

 予科練の資料館。 卒業生の8割が戦死したらしい。

 資料館の屋上からの眺め。

日本でこれだけの兵器を常時見られるのは、ここだけではないだろうか。
旧軍の大砲が保管展示されている火砲館は、平日のみ開館で、今回は見られなかった。

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