コンポーネントケーブルの製作

 コンポーネントケーブルを自作してみました。

 材料はケーブルとプラグ。 ケーブルはCANAREのL-5CFBA。10m以上の長さで使うので減衰の少ない径の大きなものを。 プラグはケーブルに合わせて、CANAREのRCAP-C。


CANARE RCAP-C。左からコネクタ本体、中心コンタクト、圧着スリーブ。

 一般的に認知されているケーブルはaudio-technica等ですが、 TV局等で使われている業務用ケーブルはCANAREが標準です。マニアック。

 道具はCANAREの純正圧着工具と、ホームセンターで買った安物の同軸5C用のケーブル剥き器。


CANARE TC-5CF(圧着工具)。製作精度を高めるには純正品が必須。


ケーブル剥き器。ケーブル切り、シースや絶縁体剥きなどが出来る万能剥き器。

 圧着工具を使わずにハンダで製作する方法もありますが、確実に素早く製作できる圧着方式にしました。 以下はケーブルの製作例です。

1.
まずケーブルを必要な長さに切る。
2.
剥き器でシースを剥く。剥く量は10mm。
3.
出てきた外部導体(編組)をほぐす。
4.
ほぐした外部導体(編組)を切り取る。
5.
アルミラップテープを剥がす。
6.
絶縁体を剥き器で剥き、内部導体を3.5mm露出させる。
7.
中心コンタクトを内部導体に差し込む。
8.
圧着工具にて内部導体と中心コンタクトを圧着する。絶縁体と隙間が無いように注意する。
9.
剥き器でシースを9m剥く。今回はここで剥いたが、5.と6.の間で剥いた方が良いと思う。
10.
圧着スリーブをケーブルに通す。圧着スリーブに段が付いている方から通す。 なお圧着スリーブは、最初からケーブルに通していてもかまわない。
11.
コネクタ本体に押し込む。カチッとはまる感触がある。
12.
圧着スリーブをコネクタ本体に当たるまで移動させる。
13.
圧着工具で圧着スリーブを圧着し完成。

 コンポーネントケーブルなので、計3本製作しました。 1本12mの長いケーブルですが、伝送品質も上々で気に入ってます。


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